「cheek by jowl」という英語のイディオム、初めて聞いたときにまず、「jowlってなんだろう」疑問に思いました。そこで「jowl」という単語を調べてみると、「jowl」は「cheek:頰」の下部分、とありました。顎の周りのお肉のことなのです。二重あごになったり、歳をとると垂れてきてしまう部分です。よく考えれば、この部分日本語でなんて言うんだろ。
「jowl」の意味が分かったので、「cheek by jowl」を直訳してみます。「cheek:頰」「by:〜の側に」「jowl:(頰の下部分の)顎の周りのお肉」で「顎の周りのお肉の側に頰」となります。これではまるで、頰の場所を説明しているだけのように感じてしまいます。他にも意味がありそうですね。
そこで、ここでは英語のイディオム「cheek by jowl」の意味と使い方を詳しくみていきたいと思います。
cheek by jowlの意味
英語のイディオム「cheek by jowl」は、「密接して」「すぐ側に」「くっついて」と言った意味で、物や人が物理的に密接している様子をあらわします。
これと似たイディオムは「side by side」です。
この意味を見ると、このイディオムは「cheek」と「jowl」の位置の関係性からきているように思えますね。
cheek by jowlの使い方
ここでは「cheek by jowl」の使い方を詳しくみていきましょう。
cheek by jowlの使い方の例①
So many monkeys around here. (ここら辺は猿がいっぱい。)
Yep. We have lived cheek by jowl with them. (そう。僕らは猿と入り交じって生活してるんだよ。)
*「live cheek by jowl with ~」は「〜と雑居する」という使い方になります。
cheek by jowlの使い方の例②
I couldn’t fit this box in the storage room.(このボックスをストレージルームに入れれなかった。)
Why? (なんで?)
Already so many boxes are stacked in there cheek by jowl. (すでにたくさんの箱がギュウギュウに詰まってた。)
cheek by jowlの使い方の例③
I shouldn’t have gone to the party. (パーティーに行くんじゃなかった。)
What happened? (何があったの?)
I had to sit cheek by jowl with XXX. (XXXと隣同士で座らないといけなかったんだよ。)
*「cheek by jowl with〜」で「〜と密接して」「〜と隣同士で」という使い方になります。
今日のフレーズ
英語のイディオム「cheek by jowl」を使った今日のフレーズは「We sat cheek by jowl.」「くっついて座った。」です。
このフレーズからは、狭い空間だったのでくっついて(密接して)座っていた、人が多くて混んでいたので密着して座っていた様子がうかがえます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「cheek by jowl」の意味と使い方を詳しく紹介してきました。日常会話の中にでてくるイディオムなので、覚えておいて損はありませんよ。
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