ちょうど20年前、私はアメリカに留学しました。
20年、思い返すとあっという間に過ぎましたね。ある意味怖い(笑)
今日は20年前を振り返ってみたいと思います。
アメリカへの渡航日と到着日については前に書いてます。気になる方は → 何事にも踏み出す一歩が重要! 最初の一歩。vol.1
情報が簡単に手に入らなかった
当時の私はまだ十代。
アメリカへの留学が初めての海外でした。
当時の日本ではまだインターネットが普及しておらず、コンピューターもまだ家にはありませんでした。
そんな中での留学。
留学先であるアメリカやネブラスカの情報も少なく、大学と当時通っていた英語学校からの情報だけが頼りでした。
ネブラスカとうい州がどこにあるのかも分からず、紀伊国屋でネブラスカの地図を購入し、家で家族皆でワイワイと地図を見たのを今でも覚えています。
渡航準備で明け暮れた年末年始
アメリカでは入学時期が8月と1月の2度あります。1月はお正月が明けて一週間も経たずにスタートです。
私は1月からの入学で、10月くらいから渡航準備を開始し、年末年始は荷物の準備に明け暮れました。
留学するとなると様々な準備が必要となります。
どこの大学に入学したいのか
大学に入学申請をする際にはTOEFLのスコアや最終学校での成績表を英語にした物が必要です。TOEFLのスコアがどのくらい必要か、自分の英語力がどのくらいあるのかしっかり見極め、入学時期を決めた上で目標の大学のTOEFLのスコアに持っていくにはどうするかを計画し、英語学習をスタートすることが大事です。
大学への入学申請からビザ申請まで
大学の入学申請を行い、入学が認められた場合は学校から様々な書類が届きます。I-20がビザ申請に置いて必須となる公式の書類です。
入学申請閉め切り時期、関連書類の発行までの時期などもふまえてビザの申請を計画しましょう。
ビザの申請の際には1年以上の有効期限を持つパスポート、銀行などの預金残高証明署の英語版も必要です。パスポートの期限の確認も忘れずに。
ビザ申請では面接もあります。面接の予約が簡単にとれない場合もあるので、時間に余裕をもって準備することが重要です。
ビザ申請が終われば渡航準備
学生ビザの発行が終われば、渡航チケットと保険の準備、予防接種を終わらせましょう。大学指定の保険に加入することを義務づけていますが、当時は義務ではなかったので、私は日本で留学生保険へ加入しました。
英語がまったく堪能でなかったことと、空港で荷物がなくなった場合、盗難にあった場合などなどをカバーしてくれる保険だったことが決め手でした。
予防接種なども結構手間がかかるので、要注意です。
荷物の準備をスタート
ネブラスカの1月は寒く、東北地方と同じくらい雪も積もるという情報から、厚手の洋服やジャケットが必須。店頭で一番大きなスーツケースを購入しました。、スーツケースはパンパン。
また、寮で生活するにあたり何が必要なのかも良くわからず、どのような暖房器具が設置されているのかも分からず、薄手の電気毛布も母がスーツケースに押し込んでいました。
スーツケースに入りきらなかった物は全て大きめのバッグパックに詰め込み、大荷物。それでも、到着して購入しなくてはいけない物&購入した方が良い物リストも作成しておきました。
寮生活でスグに買い物に行けないかもしれないと言うことをふまえ、どのような物を持って行ったのかというと、
- 5日分ほどの衣類
- スニーカーの替えと少しフォーマルな靴
- いつも使っていた石鹸、シャンプー、リンス
- タオル類(数日分)
- 痛み止めや風邪薬
- 使い慣れた辞書
- 筆記用具
- ノート類
- 好きな音楽CD
- 数冊の本
- 少しの日本食(お菓子含む)
機内に持ち込む荷物は大きめのヒップバッグ。その中にはパスポートと飛行機のチケットや学校の関連書類はもちろん、「何があるか分からんけんね。」の母の猛プッシュで小さいタオル、下着、歯ブラシと一泊セットを詰め込みました。
(↑荷物が届かないこともありますので、絶対機内持ち込み用のバッグに一泊セット準備しておきましょう。)
様々な準備は時間がかかり、面倒くさくもあるものです。しかしそれぞれの過程できっとワクワクとドキドキがどんどん大きくなっていきます。
私もしっかり準備期間を楽しみました。
親は相当なお金を使ったと思いますが(苦笑)。
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