何事にも踏み出す一歩が重要! 最初の一歩。vol.2

初めてのことをするときは、分からないことだらけ。

分からないことは聞いてみよう。

海外に住むとなると、”人に聞く”という勇気、結構重要です。

しかも、本当にありえない事態と言うことが起こりやすいのが海外。

日本のフツーは海外ではフツーではないのです。

分からないことは聞く。恥ずかしがらない。これが鉄則。

 

vol.1からのつづき。。。

飛行機に乗るまではアナウンスや掲示板、同行した学校のひとのおかげで初の関空でも迷子にならず、目的の飛行機に乗れました。

わたしの”人に聞く”という作業は初めてのアメリカへ向かう飛行機の中で始まりました。

大きな飛行機に乗りこみ、自分の席を見つけ座り込みました。

真ん中の列のはじっこ。一番まえ。広々と座れる場所。

今思えばすごくラッキーな席。

朝からの疲れか爆睡でした。

ふと気づくとアテンダントの人が紙をもって回ってます。

周りを見渡すとみんな書いてる。”これは書かないといけないやつだな”ということは理解しました。寝ぼけた頭でも。とりあえず紙をもらったまでは良かった。

で、ヒップバッグの中のペンをさがすと。。。”ない”。”ペンがない”。”書かないとダメかな”。。と思いつつ横を見ると男性の方が何かしらもらった紙に書いている。

”しょうがない、終わったら借りよう”。これが隣の人に声をかける決意をさせてくれました。もともと人見知りのわたし、見知らぬ人に声をかけるとかとんでもない。それまでも一番下の弟をりようしてました。

”ペン貸してもらえますか?”、隣の方が書き終わったのを確認し声をかけました。すると”書き方分かる?”って。

まーったくこの紙が意味してることが分かってなかった私。その男性がすーっごくいい人に見えました。その紙は入国の際に渡さなくてはならない紙。一から十まで聞いて書き上げました。入国する際に聞かれることなども詳しく教えてくれ、難なくアメリカに入国できたのはこの見知らぬ人のおかげでした。

 

私が着いたのはミネアポリスにある大きな空港だった。

初めての海外、初めてのアメリカ、目にするもの全てが映画の世界でした。とても大きな空港で、乗り継ぎのゲートまですごい距離を歩いたのを今でも覚えてます。

当時12モンキーズを見たばかりで、その映画のシーンが頭でループしてました。

誰か追いかけてくる!逃げる!どこ?!だれ?!って。(笑)

実際にそんなことは起こるはずもなく。。。初めて見るザ・外国の風景を横目に、乗り換え時間が短かった私は同行の学校の先生の後をあたふたと着いて行きました。

飛行機に乗るはずの予定が、ゲートをくぐり案内されたのはバス。

空港でバスに乗せられるのが初の私には意味が分からない。

しかもバスで移動して目の前に現れたのは小さいプロペラ機。”まじ?!これ大丈夫?!”って本気で思いました。

初めて見るような大きな空港で、初めて見るような小さなプロペラ機。

席も1列と2列で合計3列。

しかも私の席は1列目の1番前の席。すぐ横には非常トビラ。

キット大丈夫と自分に言い聞かせつつ席にすわりシートベルトを締め、出発前の注意事項を聞く。”英語が全くわからない私が非常トビラの横に座って大丈夫か?!今の説明全然分かんないけど何かあったらどうすんだろう”と思いつつ、ボーットしてると目の前にアテンダトの人が。。。”●●●”、何か言ってるけど分からない。何をするのかと思いきや、目の前でシートをだして座りシートベルトを付け出した。もしかしたらココ座ったらダメやった?と思いチケットを見せ、”OK?!”と聞いてみる。”●●●”、何か言ってるけど、顔とジェスチャーでOKな事だけは分かる。

しかし、気まずい。アテンダントさん笑顔だけど、迎え合わせに座るのは気まずい。ドキドキしながら飛行機が動き出すのを感じた。ドキドキしすぎ。で、ドキドキしすぎたのかいつの間にかまた深い眠りに。

アテンダントさんから肩をとんとんされて目を覚ますまで、全く爆睡。”もうすぐ着きますよ”って言ってくれたんだと思う。寝ぼけた顔でアテンダントさんと再度向き合うと、飛行機はドンドンと着陸した。

着陸後、寝ぼけてる私は最後の乗客。優しいアテンダントさんに見送られ外に出た。同行の先生が外で待っててくれた。一緒に空港の中を目指す。

着いたのはまっ暗な飛行場。小さな明かりを照らす空港で思いもよらない出来事が。

まっ暗な明かりの少ない飛行所を歩き、ドアをくぐると荷物が出てくるところだった。小さい空港。裏口から空港の中へ通された気分。さすがアメリカ。

しかもそこには眼鏡をかけたおじさんが笑顔で待ってた。同行の先生が、学校の留学生アドバイザーだよ、って。とりあえず、ハグされ握手をかわす。

少人数しか乗ってなかった飛行機。荷物をピックするのにもあまり時間はかからない。それぞれ荷物をとり、外へ出ていく。アドバイザー、同行の先生、わたしの3人がそこにいる最後の人たちになった。まだ私の荷物は出てこない。

しかもグルグル回ってた荷物を運んでくる機会が止まった。”???。私の荷物は?”同行の先生に聞いてみる。”私の荷物が出てこない。どうしてかな?”、アドバイザーが察したのか、隣にあるカウンターへと私を連れて行く。

同行の先生から”荷物が届いてない”と告げられたときには、多少感づいてはいたものの、さすがにショック。

きっとショックな顔をしてたんだろう。アドバイザーと空港の人が身振り手振りで優しく質問してくる。ゆっくり喋ってくれるからなんとなく言ってることが分かる。しまいにはスーツケースや鞄の種類が絵になった大きな表が出てきた。とりあえず英語の授業に感謝した。スーツケースの色、サイズ、そしてバッグパックの色とサイズを伝えることができたのだ。”スーツケース、ビッグサイズ。ダークブルー。バッグパック、ブラック、ミディアムサイズ。”って。今思うと全く文章にはなってない。でも、意思疎通できた達成感はあった。

同行の先生から、”荷物が届いたらアドバイザーに連絡くるようになってるからね”、と念押しされたが、手持ちのものは一泊用の下着、歯ブラシと小さいタオルとパスポートと財布しかない。”先生が泊まるところのホテル部屋あるかな?”って聞いてみる。荷物も心配だが、寮に連れて行かれる予定だった私は最低限用意してた日用品たちがないのに寮に泊まれるのか不安だった。何不自由なく育てられたその頃の私にはサバイバル精神なんて物は皆無、しかも夜、見渡す限りお店がなさそうな所に連れてこられたのだから仕方ない。空港の外はただただまっ暗。

笑顔で”大丈夫、大丈夫”というアドバイザーに車に乗せられた。どこに連れてかれるんだろ。この人アドバイザーとか言ってるけど、これ誘拐されても誰も分からんな。と頭で妄想。前に座る2人の会話はホボ頭に入ってこなかった。30分ほど走ったか、小さなお家みたいな所で泊まった。同行の先生が泊まる所のようだ。”明日の朝また学校で会おう”っておりて行きやがった。”え?”って思ってるとアドバイザーが”家に泊まるよ”って。寮に連れて行くのを不憫と思ったのか、アドバイザーがお家に泊めてくれることになってたようだ。

 

 

つづく。。。

 

初めての海外、アメリカ。

思いもよらぬスタートとなりました。

何が起こるか分からない。

手荷物の中に”一泊分の下着と歯ブラシは入れておきなさい”と言った母に感謝。

”いらんやろーー”、という私に、”何があるか分からないでしょ”って押し切った母に本当に感謝。

初の海外・アメリカのために準備万端に詰めたスーツケースとバッグパックは届かないというハプニング。

海外では今でも荷物が届かなかったり、なくなったりと言うことが稀におこります。明日は我が身と思いつつ、海外へ行く準備をしておきましょう。

 

 

 

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