ここでは英語のフレーズを使って、英語のイディオム「wash one’s hands of」の意味と使い方をご紹介していきます。
「wash my hands」とは違うのかな?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、このイディオム、「wash one’s hands」の後に「of」がくっついているのです。
ここが今日のポイントになるのでしっかりみていきましょう。
今日のフレーズ
英語のイディオム「wash one’s hands of」を使った今日のフレーズは「I washed my hands of it.」、「それから手を引いたよ」です。
「wash one’s hands」といえば「●の手を洗う」という意味で使います。しかし、「wash one’s hands of ▲」というかたちになると、全く違う意味です。
「wash one’s hands of」の意味をみていきましょう。
wash one’s hands of ▲の意味
「wash onr’s hands of ▲」は「▲から手を引く、▲と手をきる、▲から足を洗う」という意味になり、「▲と関係をたつ、▲と距離を持つ」といったニュアンスで使います。
日本語の「〜から足を洗う」という表現が、英語では「hand」を使うことになるんです。
では次に、「wash onr’s hands of ▲」の使い方をみてみましょう。
wash one’s hands of ▲の使い方
「one’s」の部分には「誰の」が入り、▲の部分には「誰、または何」が入ります。
「one’s」の部分の誰は「関係を断つ人」、▲の部分は「関係をたたれる人、または関係をたたれる物事」が入るのです。
今日のフレーズを使ってみてみましょう。
I washed my hands of it. (それから手を引いたよ)
これでは、「関係を断つひと=私」で「関係を絶たれるもの=それ」となります。
他のフレーズもみてみましょう。
He washed his hands of her. (彼は彼女との関係を断った。)
「関係を絶つ人=彼」なので、主語が「He」でOne’sが「his」、「関係を絶たれる人」が彼女なので「of」の後は「her」となります。
ここでのポイントは「関係を絶たれる人」出会った場合は「その人の名前」あるいは「me/ you/ her /him /them」という形になります。
Other companies washed their hands of this project. (他の会社はこのプロジェクトから手を引いた。)
このフレーズでは,関係を断ったのは「他の会社」で、関係を絶たれたのは「このプロジェクト」です。
まとめ
この英語のイディオム「wash onr’s hands of ▲」を使いこなすには「主語」と「one’s」に何がはいるのか、「of」の後に何が入るのかをきちんと理解することがポイントです。
この英語のイディオムを使ったフレーズは、日常の会話からビジネスシーンまで広く使われていますので、しっかり覚えておきましょう。
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