ここでは、英語のイディオム: the cold shoulderの意味と使い方を詳しく紹介しています。この「the cold shoulder」は日常の英会話でもよく使われているイディオムです。
映画やドラマでも使用頻度高めとなっていますので、しっかり覚えていきましょう。
今日のフレーズ
「the cold shoulder」を使った今日のフレーズは「I’m getting the cold shoulder…」、「冷たい態度であしらわれているんだよね…」です。
このフレーズを使って、まずは「the cold shoulder」の意味を紹介していきます。
the cold shoulderの意味
「the cold shoulder」と聞くと「冷たい肩、キンキンに冷えた肩」をイメージしてしまいますよね。しかし、英語のイディオム「the cold shoulder」の意味は「冷たい態度、よそよそしい態度、冷遇、無視」です。
今日のフレーズ「I’m getting the cold shoulder…」だと、「冷たい態度とられているんだけど。。。」となり、職場や学校などで周りの人に冷遇されている状況を表せます。
いじわるな人を頭の中に思い描いてください。「背中を向け、肩越しに冷たい目線を送っている人」が頭に浮かびませんでした?
まさにそのような視線を送られている状況を、あらわすイディオムなんです。
the cold shoulderの使い方
「the cold shoulder」は「get」と共に使う場合と、「give」と共に使う場合があります。
「get」は「得る」という意味で、「get the cold shoulder」となると「冷遇を受けている、冷たい態度をとられている、無視されている」という意味になります。
反対に「give」には「与える」という意味で、「give the cold shoulder」となると「冷たい態度をとる、無視をする、よそよそしい態度をとる」という意味になります。
誰かが「the cold shoulder」を受け取っている場合は「get」、「the cold shoulder」を与えている場合は「give」で使います。
今日のフレーズの「I’m getting the cold shoulder…」は現在冷たい態度を取られているという状況なので、日本語での会話っぽく訳すと「冷たい態度であしらわれているんだよね…」となるわけです。
少し詳しく会話形式で、「cold shoulder」の使い方を見てみましょう。
I’m getting the cold shoulder from Christina…(クリスティーナから冷たい態度とられてるんだけど)
She is still upset with you.(まだ怒ってるんだよ)
恋人とけんかした時に冷たい態度とられたり、無視されたりしている時にもこの様に使えます。
そのほかにも、何かしらの理由で相手を怒らせてしまったときなどに、いつもとは違う冷たい態度をとられたときに「the cold shoulder」を使います。
the cold shoulderの語源
「the cold shoulder」のイディオムの起源は1800年代と言われています。当時、歓迎する客をもてなす際には暖かい食事を出していたのに対し、快く思わない客がやってきた際には「(何かしらの動物の)冷たい肩の肉を出していたというのです。これが今では「the cold shoulder」=「冷たい態度」となったのですね。
まとめ
「the cold shoulder」はよく英語のドラマや映画でも頻繁に出てきますし、日常で会話をしていてもよく使われるイディオムです。
しっかり意味と使い方覚えておきましょう。
ここで紹介したフレーズを使って、覚えるまで何度も声に出して練習してください!
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