ここでは英語のフレーズを使って、英語のイディオム「hand in hand」の意味と使い方をご紹介していきます。
「hand」を使ったイディオムはたくさんありますが、「hand in hand」はその中でも見聞きする率が高いイディオムです。
今日のフレーズ
英語のイディオム「hand in hand」を使った今日のフレーズは「Let’s work hand in hand.」、「協力しよう。」です。
「hand in hand」は「手の中に手」とイメージできます。「自分の手の中に他の人の手がある」ことを想像すれば、このイディオムの意味が創造しやすいと思います。
では早速「hand in hand」の意味を詳しくみてみましょう。
![hand in handのフレーズ](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/handinhand1.jpg)
hand in handの意味
「hand in hand」の意味は「手と手をとって」、「手を取り合って」、「協力して」という意味になります。
今日のフレーズ「Let’s work hand in hand.」ではこの「協力して」という意味で「協力していこう。」という訳になっています。
また、2つの物事が関連して何かが起こる際にも「hand in hand」を使い「関連して起こる」という意味になります。
次は、「hand in hand」がどのように使われているのかみていきましょう。
![hand in handの使い方](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/handinhand2.jpg)
hand in handの使い方
「hand in hand」を使う際には、「誰かと誰か」あるいは「2つの物事」が一緒にというような状況で使います。
「go」や「work」という動詞、「with」と共に使われることが多く、「go hand in hand with ●」、「work hand in hand with ●」という形で使います。
これらは共に「●と協力する、●と提携する」という意味で使われます。
上の絵の”使ってみよう”にある“Our company work hand in hand with A.”がこれにあたりますね。
その他には「go hand in hand with ●」は「●と手をつないで進む」や「(2つの物事が)綿密に関連している」という意味でも使われます。
上の絵の”使ってみよう”にある“We go hand in hand with B.”や“Tow things go hand in hand.”がこれにあたります。
「綿密に関連している」という意味で使うときは、2つの物事を指すため、人や組織が「主語」の部分や「withのあと」に入ることはありません。
「work hand in hand with ●」は「●と共同開発する」などの意味でも使われ、「働く、〜していく」というニュアンスが「go」よりも強いです。
「move hand in hand with ●」は「●と共に進む、●と共に歩む」という意味で使われる事が多いです。「A and B move hand in hand」という形で使われることが多く、「AとBは共に進歩している」といった意味で使われています。
まとめ
「hand in hand」はどの動詞と使うかで、少しニュアンスが変わってきます。このようなニュアンスを覚えてしまうには、いろいろなフレーズを使って練習した方が覚えやすいと思います。
ここで紹介したフレーズをもとに、「主語の部分」や「withの後の部分」を色々入れ替えて練習してみてください。
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