「go on」という英語のイディオムは日常会話でよく使われています。直訳すると「go:行く」「on:〜の上に」で「〜の上に行く」となることから、「何かの上にあがる」という意味があることが想像できます。しかし、日常会話ではこの「登る」といった意味以外でもよく使われているのです。
そこで今回は、英語のイディオム「go on」の最も使われている意味とその使い方を詳しくみていきたいと思います。
go onの意味
英語のイディオム「go on」には色々な意味があります。その中でも日常会話でよく使われている意味は「〜し続ける」「〜が起こる」です。「〜し続ける」は「continue」、「〜が起こる」は「happen」と同じ様に使われています。
go onの使い方
ここでは英語のイディオム「go on」の使い方を詳しくみていきましょう。
「〜し続ける」という「go on」の使い方
How old is your grandfather? (おじいさんは何歳?)
He is 90 years old. He just retired last year. (90歳だよ。去年引退したんだよ。)
He went on working until he was 89 then! (てことは、89歳まで働き続けてたのか!)
You look tired. (疲れてるみたいだね。)
I’ve been doing overtime everyday.(毎日、残業なんだよ。)
You can’t go on like that. (そんなこと続けてたらだめだよ。)
How was your date last night? (昨夜のデートどうだった?)
I got so tired. She just kept going on about her work.(疲れたよ。彼女、自分の仕事の話しばかりなんだもん。)
「go on」は「keep going on」という形でもよく使われます。この例の場合は「話し続けて止らなかった」という意味合いです。
I’m sorry…(ごめんなさい…)
Go on. (続けて。)
「そのまま言いたいことを続けて」や「そのままやっていることを続けて」と言う場合に「Go on.」と使えます。
「〜が起こる」という「go on」の使い方
It’s so crowded here. Why? (すごく混んでるね。なんで?)
I’m not sure what’s going on. (何が起こってるのか分からないよ。)
Her mood has been really up and down lately。(最近、彼女の気分のムラが激しいよね。)
Yeah. What going on with her?(うん。どうかしたのかな?)
Shall we take kids to the park? (子供たちを公園に連れて行こうか?)
That’s good idea. There should be something going on. (いいね。何かあってるでしょ。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「go on」を使った今日のフレーズは「What’s going on?」「どうしたの?」です。相手を心配している時、何が起こっているか分からない時に「What’s going on?」と使う場合は「どうしたの?」「何かあったの?」という意味です。
この他にも、「何しているの?」と聞きたい時にも「What’s going on?」、あいさつで「最近どう?」と聞く時にも「What’s going on?」と使うことができます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「go on」の意味と使い方を詳しくみてきました。このイディオムは「continue:続ける」「happen:起こる」と同じ様に使われることが多いです。このことをしっかり頭に入れておきましょう。そうすることで「go on」と耳にしたときも、すんなりと相手の言っていることが理解できると思います。
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