「fish in troubled waters」という英語のイディオム、これはいったいどのような意味で使われているのでしょう。「fish in troubled waters」を直訳すると「トラブルの水の中の魚」になります。ところが、この直訳だと日常会話でどのように使われているのかよく分かりませんよね。そこで今回は、英語のイディオム「fish in troubled waters」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
fish in troubled waterの意味
英語のイディオム「fish in troubled waters」は「どさくさに紛れてうまいことする」「混乱状態を利用して得をする」という意味です。他の人が混乱や不安定な状況にいるのを上手く利用し、自分だけ得をするように動く・利益を横取りするといった意味合いです。
これは、日本語のことわざ「漁夫の利を得る」や「火事場どろぼう」と同じです。荒れた海では魚がたくさん捕れるということから、「fish in troubled waters」が「どさくさに紛れてうまいことをする」といった意味で使われるようになったと言われています。
fish in troubled watersの意味と使い方
ここでは、英語のイディオム「fish in troubled waters」の使い方を詳しくみていきましょう。
We have to be careful with XXX. (XXXには気をつけないといけないな。)
Yeah. The company try to fish in troubled waters. (うん。彼らはどさくさに紛れて利益を得ようとするからな。)
You talked with XXX, right? (XXXと話したんだろ?)
Yeah. We shouldn’t do business with them. They seemed like seeking to fish in troubled waters. (うん。彼らと取引しない方が良いな。どさくさに紛れて利益を得るチャンスをうかがってるように思えたから。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「fish in troubled waters」を使った今日のフレーズは「I wasn’t trying to fish in troubled waters.」「どさくさに紛れてとはうまいことやろうとしてたんじゃないよ。」です。これ、「どさくさに紛れてうまいことやったな」と思ってる相手に対して「結果的にそうなったんだよ。」といったニュアンスで使えるフレーズですね。
まとめ
ここまで英語のイディオム「fish in troubled waters」の意味と使い方を詳しくみてきました。何か混乱が起きているような状況で「一人勝ちしよう」とする人や会社などを「fish in troubled waters」で表してみましょう。
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