「have a bee in one’s bonnet」という英語のイディオムはどのように使われているのでしょう。直訳すると「●のボンネットに蜂がいる」となりますね。「ボンネット」と聞くと「車のボンネット」を想像する方が多いと思いますが、ここで使われている「ボンネット」は「帽子の一種」です。ボンネットを帽子として「have a bee in one’s bonnet」を直訳すると「●の帽子の中に蜂がいる」となります。日常会話でどのように使われているのか気になりますね。
そこで今回は、英語のイディオム「have a bee in one’s bonnet」の意味と使い方を詳しくみていきます。
have a bee in one’s bonnetの意味
英語のイディオム「have a bee in one’s bonnet」は「ある1つの考えにとらわれている」「ある1つの事を思い詰めている」といった意味です。まるで強迫観念があるかのように「ある事について話し続ける人」「ある事について考え続ける人」を指し、周りから見ると「あの人頭がどうかしちゃったの?」と思えてしまうような状況です。
have a bee in one’s bonnetの使い方
ここでは英語のイディオム「have a bee in one’s bonnet」の使い方を詳しくみていきましょう。
How’s the wedding plan going? (結婚式の準備はどう?)
My mom has a bee in her bonnet about it. I think it’s going well, but she can’t stop worrying. (母がウェディングのことでいっぱいいっぱいになってるよ。私は上手くいってると思うんだけど、心配せずにはいられないみたい。)
I can’t listen to Paul anymore! (ポールの話しはもう聞けない!)
What happened? (どうしたの?)
He has a bee in his bonnet about some new business. (何か新しいビジネスのことばかり話してるんだよ。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「have a bee in one’s bonnet」を使った今日のフレーズは「He must have a bee in his bonnet.」「彼は頭がどうかしちゃったに違いない。」です。「have a bee in one’s bonnet」の後に「about ~」を加えると「〜のことで頭がどうかしちゃった」と使えます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「have a bee in one’s bonnet」の意味と使い方を詳しくみてきました。帽子の中に蜂が入ってしまって、慌てている様子・どうにかしようとしている様子を思い浮かべると覚えやすいと思います。
使用頻度は他の「bee」を使ったイディオムに比べると少ないですが、知っていて損はありません。
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