英語のイディオム「add insult to injury」は「踏んだり蹴ったり(の目にあわせる)「泣きっ面に蜂(の目にあわせる)」といった意味で使われています。すでに嫌な状況に置かれているのに、ますます嫌なことを言われたりされたりするといった場面で使えるイディオムなのです。
それでは英語のイディオム「add insult to injury」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
add insult to injuryの意味
英語のイディオム「add insult to injury」は「踏んだり蹴ったり(の目にあわせる)」「泣きっ面に蜂(の目にあわせる)」という意味。その人の心や身体を傷つけるような言動をとるというよりは、その人にとって悪い状況をますます悪化させるような言動、物事が起こるといった意味合いです。アンラッキーな状況に、アンラッキーなことが重なって起こる場合などにも使えます。
まさに日本語の「踏んだり蹴ったり」や「泣きっ面に蜂」と同じように使えるイディオムなのです。
add insult to injuryの使い方
ここでは英語のイディオム「add insult to injury」の使い方を詳しくみていきましょう。
My company is forcing us to work longer hours and trying to cut overtime money.(うちの会社は長時間労働を強要しながら残業代カットしようとしているんだ。)
That’s adding insult to injury!! (踏んだり蹴ったりじゃないか!)
My company forced us to work longer hours, and to add insult to injury, and cut overtime money.(うちの会社では長時間労働を強要された挙句に、残業代もカットされたんだ。)
WHAT??(なんだって??)
I was late for work, and to add insult to injury, it started raining, and I was soaked.(会社に遅刻して、おまけに雨が降ってびしょ濡れになってしまった。)
Too bad…(最悪だな。)
「add insult to injury」が文章の間に来る場合「挙句に」や「おまけに」といった意味合いです。「悪いことがあった、それに加えてまた悪いことがあった。」といった文章のつなぎ目に「and to add insult to injury」という形で使われます。
今日のフレーズ
英語のイディオム「add insult to injury」を使った今日のフレーズは「That’s adding insult to injury. 」「もう踏んだり蹴ったりだよ!」です。悪いことが重なったことを説明した後に「もう踏んだり蹴ったりだよ!」と使えます。また、悪いことが重なった相手に対して「もう踏んだり蹴ったりだな!」とも使えるフレーズです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「add insult to injury」の意味と使い方を詳しくみてきました。悪いことがいくつも起こったことを説明するときにも使えますし、「踏んだり蹴ったりだな」「泣きっ面に蜂だな」というときに持使えます。色々な場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてくださいね。
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