こんにちは。アメリカの選挙日から結果が気になりすぎて寝不足気味のKimです。アメリカに住んでいる人たちからしたら、気になるどころではないですよね。今日は最近思っていることを書いてみます。
19歳でアメリカに留学し、5年弱をアメリカで過ごし、帰国後もアメリカの人たちと交流を続けてきました。多文化が共存し、異端者であってもその能力を評価してくれるアメリカが好きでした。もちろん、ネイティブアメリカの居住区を目の当たりにして愕然とし、都心部では貧困層が住む居住区の実態や子供のホームレスの多さに心が痛くなることもありました。それでも私にとってアメリカは、魅力がたくさんある国だったのです。
でもここ数年のアメリカは、私にとっての魅力のある国からほど遠くなってしまいました。銃の乱射に暴動。どんなに気をつけても、いつどこで事件に巻き込まれてしまうかわからない。ここ1年でどれだけの人たちが犠牲になったでしょう。自分の言動がきっかけで恨まれて殺されるのではなく、自分の思想の下に人を殺そうとした人が銃を乱射した場所にいたから銃で撃たれて命をなくす。
ここ一年においては、それがますます顕著になり、デモ隊を警察官が撃ち、デモ隊同士でも発砲が発生するという有り様。まず銃規制でどうこうなるという様な話しではなくなってしまいた。トランプ大統領になってから、白人主義の思想を持った人とそうではない人たちでアメリカが分断されてしまったように思えます。そう思ってしまうようなニュースが毎日のように飛び込んでくるんです。
自分の意志でデモをするのは自由です。でもそこに銃は必要なんでしょうか?アメリカに住んでいる友人も、市民戦争が起こるのではないかと言うほど。信念をもって行動することは素晴らしいことだと思います。でも自分の信念に従って行動すれば、人の命を絶ってもいいということは絶対にありません。
今のアメリカが、たくさんの人にとって少しでも安心して暮らせる国になってほしい。LGBTQ、黒人、ヒスパニック、アジア人の友人たちが安心して道を歩ける日が早く来て欲しい。今年の選挙がその一歩となって欲しいと願わずにはいられないのです。
なんだか支離滅裂な文章になったような気がしてしまいますが、書きたくなってしまったので。それではまた、選挙速報のチェックに戻るとします。
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